鰻の印籠煮 |
生きた鰻を一口大に切り落とし、素焼きをして温かい内に中骨を抜きます。それにアク抜きしたゴボウを射込んで(中に入れて)、ゆっくりと時間を掛けてダシ醤油で味を含めました。
今回は彩りとして、旬食材の冬瓜を薄切りにして巻いています。
印籠煮とは、武士が腰に付けていた印籠に見立てた煮物のこと。とても手間が掛かることもあり、最近は召し上がる機会も少なくなっているかもしれませんが昔からある伝統的な日本料理の仕事です。
夏になると食べたくなるのが鰻ですが、蒲焼とは違った日本料理店ならではの鰻の味わい方。
ぜひこの機会にお召し上がりください。
「鰻の印籠煮」は、通常7,000円(税・サ別)以上の会席料理の中の一品ですが、ご予約の際にお伝えいただければ、5,500円(税・サ別)の会席料理でもご提供させていただきます。
また、単品料理としてのご注文も可能です。