柚子釜冬至蒸し |
今年は12月21日が冬至です。日本では、江戸時代頃より冬至に柚子を浮かべた湯船に入浴する習慣があります。「柚子湯に入れば風邪を引かない」と言われますが、実際、現代科学においても血液の流れを良くする血行促進効果があり、風邪の予防だけでなく冷え性や神経痛、腰痛などを和らげる効果があるとされているそうです。
前置きが長くなりましたが、12月の「旬だより」は、そんな柚子を使った「柚子釜冬至蒸し」をご紹介します。
中をくり抜いた大きな柚子に、旬の蕪、白身魚、自家製野菜を詰め込み蒸し上げた一品。最後に餡を掛けて完成です。
日本料理では、香りも大切な要素の一つとして重要視されています。柚子の上品な香りと、旬素材の美味しさをお楽しみください。
寒さが益々厳しくなるこれからの季節、この冬も元気にお過ごしください。
「柚子釜冬至蒸し」は、夜の会席料理の中の一品。
「柚子釜冬至蒸し」をご要望されるお客様は、ご予約の際にお伝えください。