揚げ胡麻豆腐と子持ち白魚のうぐいす碗 |
例年より少し早かった桜の見頃も終わり、すっかり暖かくなってきました。
今回ご紹介するのは、様々な春の食材を用いた椀物です。
黄緑色は、湯がいて裏ごししたグリーンピースを鰹だしで溶いたもの。“うぐいす碗”という名は、その鮮やかな色からきたものですが、別名“春鳥(しゅんちょう)”とも言われるうぐいすのさえずりが心地良い春にお召し上がりいただくのが一番だと考えます。
そして、このうぐいす碗には、揚げ胡麻豆腐が良く合います。通常、胡麻豆腐は、揚げると溶けてしまうのですが、配合を調整し、人の手で丹念に練ることで、胡麻の風味を活かしながら、食感良く仕上げています。
旬の味わいはもちろん、春の彩りも一緒に楽しんでいただける一品。ぜひこの機会にお召し上がりください。
「揚げ胡麻豆腐と子持ち白魚のうぐいす碗」は、夜の会席料理の中の一品。
その日の仕入れ状況で他の椀物に変わることもございます。ご予約の際にご確認ください。