2012年六月

旬の恵みの盛り込み料理

旬の恵みの盛り込み料理

六月といえば紫陽花です。そこで今回は、大根を紫陽花の花に見立てて季節感を演出しました。

料理は5品。鮎は、香りがスイカに似ているといわれる初夏の定番。その鮎を和食の技法でさっぱりと炊いたのが“鮎の酢炊き”です。
“いちじくのバターあん掛け”は、鰹だしで炊いたいちじくに冬瓜を添えて、バターの風味を効かせた一品。スイーツのようにほんのり甘いのが特徴です。
そして、特別な技法を用いて1~2時間蒸し煮にすることで柔らかく仕上げたのが“夏ダコの柔らか煮”。
“苦瓜の浸し”は、当店オリジナルのダシに漬け込むことで苦味を抑え、食べやすく仕上げています。
最後は、“青梅甘露煮”。旬の青梅を丁寧に炊きあげたこの時期ならでは一品。綺麗な青色を出すために手間を加えています。

今回は、旬の恵みを少しずつお召し上がりいただける内容。この時期はすっきりしない天気が続きますが、旬の美味しさで気持ちは晴れといきましょう!

「旬の恵みの盛り込み料理」は、夜の会席料理の中の一品です。
また、6月〜9月は「米茄子田楽の葱ソース焼き フォアグラ添え」もおすすめです。 

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